お茶の淹れ方
- お湯の温度とその目安
- 75℃位のお湯
- 湯量と茶葉の量
- 湯のみ一杯で小サジ1杯/人
※ただし、一人分の際は最低3g以上ご利用ください。
- 浸出時間
- 60秒
二煎目は一煎目より湯温は高め、浸出時間を短めにして入れてください。
※必ず沸騰したお湯をお使いください。
※お茶は湯のみに均一に注ぎ分けて、最後の一滴まで絞りきってください。
※煎茶や玉露は一般的に「湯温―ぬるめ」で旨味を引き出し、「湯温―高め」で渋みが強くなります。
お茶の保管方法について
お茶はとても繊細な食品です。
乾燥しておりますので腐るという事はあまり考えられませんが、以下のいずれかの条件に該当すると味わいや香りが大きく劣化してしまいます。
1、直射日光、空気
直射日光や酸素に触れることで酸化が進んでしまい、お茶の葉に含まれるカテキンやビタミンが破壊されてしまいます。
そのため、飲用した時に大きな劣化を感じます。
2、湿気
お茶の葉は、含水率3%程度までしっかり乾燥した状態で出荷されます。そのため、開封後はどんどん空気中の水分を吸収してしまいます。これが、お茶の風味を大きく劣化させます。
3、高温
高温な場所に置いておくことで葉緑素やカテキンの酸化が進み、色沢(お茶の葉の色)や水色(浸出液の色)に褐変が見られる場合がございます。
4、移り香
お茶の葉には、強い脱臭作用があります。そのため、開封した状態で保管すると周囲の匂いを吸収し品質を大きく損なう場合がございます。
【家庭での保存方法】
未開封の場合は、冷蔵庫や冷凍庫での保管が望ましいと考えております。
または温度変化の少ない冷暗所をおすすめしております。
※冷蔵庫、冷凍庫で保管していた場合は常温に戻してから開封してください。
※冷暗所とは、15℃以下の環境下を想定していますが+3℃程度は許容範囲内と捉えています。
開封後は、冷蔵庫や冷凍庫での保管は避けていただき、温度変化の少ない冷暗所をおすすめしております。
※開封後に冷蔵庫、冷凍庫をおすすめしない理由は、使用時にお茶の葉が冷気(湿気)を吸ってしまう事があるためです。
湿気を吸ってしまったお茶の葉は、その日のうちでも劣化を感じるようになります。
お茶を少しでも美味しい状態で味わっていただくために、開封後は2週間から1か月程度以内に使い切ることをおすすめしています。
賞味期限の記載は未開封かつ上記の4条件すべてを満たし続けた場合の期限となりますのでご注意ください。