茶油は、他の食物油と比較すると、オリーブ油の特性と同じように、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が多く含まれています。また二価不飽和脂肪酸のリノール酸については、何とオリーブ油の2倍以上の含有量があり、全体として落花生の油に類似した脂肪酸組成があります。ナッツ系の風味の要因と思われます。
茶油には酸化に低抗性を示すオレイン酸が多く、また抗酸化性のあるビタミンAの一種「β-カロテン」や「ビタミンE」「CoQ10」が含まれ、他の食用油に比べ活性が高いと考えられます。他の抗酸化剤と比較すると「テアフラビンガレート」に相当する活性を示しています。抗酸活性化は茶油の大きな特徴です。
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